今回は、持ち味カードの「ジョブ・ベーシック」の中の「失敗を活かす力」について、考えてみたいと思います。
誰だって、仕事や人生で失敗をしたくないと考えています。
誰だって、失敗をして恥ずかしい思いをしたり、悔しい思いをしたくはないですよね?
でも、人は必ず失敗します。
そして、チャレンジの量が多い人であればあるほど、失敗をするのです。
「失敗を活かす力」とは何か?
持ち味カードの「失敗を活かす力」のカードに書かれている内容を見ると、
「失敗の原因について冷静に把握し、その経験を将来のノウハウにする」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- プロセスを各段階に分解し、失敗の原因を突き止めている。
- 次の仕事に失敗の対策案(やり方、補強、強化など)を取り込んでいる。
- 失敗は成功へのステップとして、改善、努力を続けている。
- 他者の失敗を教訓にして、自分の業務に活かしている。
と書かれています。
失敗は成功の糧
結論から言うと失敗は、挑戦をすれば絶対に避けては通れないものです。
問題は、その一つ一つの失敗を自分や組織の糧にできているかどうかということにあります。
世の中で大きく成功をしている人は、人には見せないですが、裏では相当の数の失敗をしています。
彼ら彼女らは、その失敗を活かし、自らや組織の力に変えることにより、成功を掴んでいるのです。
まとめ
誰かが言っていましたが、
「成功は成長の果実」
です。
そして、成長は挑戦から生まれ、挑戦する以上は絶対に失敗は避けては通れません。
誰だって、苦難・困難・失敗・敗北・挫折・喪失といった目を背けたくなる出来事に遭遇したくはありません。
しかし、仕事や人生の真実として、人によって程度の差はありますが、そのような体験をすることからは避けては通れません。
ましてや、あなたの夢や志が大きければ大きいほど、そのような体験を人生から与えられる確率は高くなります。
だからこそ、苦難・困難・失敗・敗北・挫折・喪失を体験しながらも、
「それがあったからこそ」
と言えるような、失敗を活かす力、いいものも悪いものもすべて含めて、自らの経験を次に活かすことのできる体験に変える力が重要になってくるのです。
さて、今日、あなたは何に挑戦しますか?