今回は、持ち味カードの「ジョブ・アドバンス」の中の「アレンジ力」について、考えてみたいと思います。
あなたは自分自身のことを「創造力」がある人間だと思いますか?
「自分にはオリジナルなものを生み出す力はないよ。私は凡人だし・・・」
きっと、あなたはこう思うと思いますが、素晴らしい仕事をするのに、必ずしも創造力が必要なわけではありません。
「アレンジ力」だけでも、十分に価値ある仕事をすることが可能です。
「アレンジ力」とは何か?
持ち味カードの「アレンジ力」のカードに書かれている内容を見ると、
「様々なアイデアからヒントを得て、業務や商品、サービスづくりに生かす」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- – 全く違う機能の商品を組み合わせて新商品を考案している。
- – 他社商品の成功、失敗を研究して、自社商品に活かしている。
- – ひとつの商品をいろいろな用途に当てはめて活かしている。
- – 他人の良いところを自分なりのものにして、商品やサービスづくりに活かしている。
と書かれています。
人の素晴らしいアイデアを集めよう
アレンジ力を高めるためには、日頃から意識的に様々なアイデアを集める必要がありますい。
なぜなら、素材がなければ料理ができないように、仕事においてもアイデアを仕入れておかなければ、アレンジのしようがないからです。
まとめ
大ヒット商品とはゼロから生み出されたものではありません。
例えば、iPhoneは携帯電話とパソコンを組み合わせて、コンパクトにした商品ですし、ハンバーガーはパンと肉を組み合わせた商品です。
それらの商品の存在は今でこそ当たり前ですが、その商品が登場する前は全然当たり前じゃなかったんです。
ビジネスで成功する秘訣は、まだ結び付けられていない価値のある結びつきに気づき、それを具体的にアレンジする能力です。
心のギアを入れて、顔を上げ、目を見開いてください。
そうすることにより、私たちの身の回りに存在する様々なチャンスに気づくことができるようになるでしょう。