今回は、持ち味カードの「キャリア・コア」の中の「誠実さ」について、考えてみたいと思います。
あなたは、自分は「誠実である」と自信を持って言えるでしょうか?
きっと、「Yes」と自信を持って言える人は、多くはないのではないでしょうか?
「誠実さ」とは何か?
持ち味カードの「誠実さ」のカードに書かれている内容を見ると、
「仕事や他者に対して、誠意と真心がこもっている」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 事実を正直に報告している。
- 相手との約束は必ず守っている。
- 「言っていること」と「行っていること」が常に一致している。
- 相手のためになると思ったときは、耳の痛いことでも伝えている。
と書かれています。
さて、あなたはどれだけ、「誠実さ」を行動として、表現することができているでしょうか?
漠然と「誠実さ」について考えると「自分には誠実さがあるような、ないような・・・」となってしまいますが、具体的な言葉の定義、それから、行動例が明確になっていれば、自分が「誠実さ」を持って仕事ができているかどうかを簡単に自己分析することができます。
また、他者からのフィードバックを受けることで、自分が本当に「誠実さ」を持って仕事をすることができているのかどうかを客観的に理解することも可能です。
「誠実さ」を持ち続けることほど、難しいことはない
常に「誠実さ」を持ち続けて、仕事を続けることは、簡単なことではありません。
なぜなら、様々なしがらみや制約、人間関係が絡む仕事現場の中で、
- 事実を正直に報告する。
- 相手との約束は必ず守る。
- 「言っていること」と「行っていること」を常に一致させる。
- 相手のためになると思ったときは、耳の痛いことでも伝える。
ということを貫くことは、誰にもできることではないからです。
「誠実さ」を実践することには、厳しく自分を律することが必要ですし、時には、他人から非難されることもあるかもしれません。
まとめ
あなたは一度しかない、自分自身のキャリア(職業人生)において、何を大切に歩んでいきたいですか?
あなたの職業人生における「核」となる考え方と行動は、
「あなたが職業人として、どのような仕事をしていきたいか、どのような人生を歩んでいきたいか?」
という考え方と密接に結びついています。
ぜひ、日々の忙しい中でも15分〜30分でもいいので、自分自身を振り返る時間をとって、自分自身の心の奥底を見つめる習慣を身につけていきましょう。
そうすることにより、きっと、見落としていた自分自身の「強み」や「弱み」を正確に認識でき、それを日々の仕事に活かすことができるようになるでしょう。
追伸
持ち味カードを使った自己分析については、こちらを参考にしてください。
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