今回は、持ち味カードの「リーダーシップ」の中の「決断力」について、考えてみたいと思います。
「決断力」とは何か?
持ち味カードの「決断力」のカードに書かれている内容を見ると、
「様々な観点から塾考を重ねたうえで、自分の価値観や直感によって決定する」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 経営理念に照らし合わせてどちらに進むか決定している。
- 自分なりのルールは判断基準に従って実行するかどうか決めている。
- 原理、原則に基づいて方向性を定めている。
- 目先の利益よりも、長い目で見た利益を優先している。
と書かれています。
「決断力」を身につける方法とは?
決断力を身につけるための最大の秘訣は、責任を持つことです。
つまり、決断して出た結果の責任は、全て自分が引き受ける覚悟を持つことです。
なぜなら、そのくらいの気持ちがないと真剣になって物事を決めることはできないからです。
「失敗してもいいや」「どうせ、自分が責任を負うわけじゃないし」
という安易な考え方では決して、決断力は磨かれていきません。
まとめ
スポーツ選手が、試合ごとに成長していくように、ビジネスや人生において成長していくためには、責任を伴った決断を行っていく必要があるのです。
決断に大きい、小さいはありません。それは、他人が決めることです。
普段から責任を伴った決断ができるようにビジネスに対して、社会に対して、そして人間に対して、様々な観点から物事を深く考える習慣を身につけていきましょう。
いざという時に発揮される「本物の決断力」とは、そうした日々の習慣から培われていくのです。