今回は、持ち味カードの「リーダーシップ」の中の「起業家精神」について、考えてみたいと思います。
「起業家精神」とは何か?
持ち味カードの「起業家精神」のカードに書かれている内容を見ると、
「自ら進んでリスクを負い、障害を克服しながら新しい事業(商品やサービス)の提案や開発を行い、その成功に全精力を注ぐ」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 新しい事業を提案し、プロジェクトリーダーを申し出ている。
- 事業のアイデアだけでなく、実現可能のある詳細な事業計画を作り上げている。
- 失敗をいとわず、これを成功への糧としている。
- 自らが先陣を切ってプロジェクトを推進し、その全責任を負っている。
と書かれています。
「起業家精神」を身につける方法とは?
多くの人が考える起業はきっと、ワクワクするものでしょう。
また、会社で新規事業のプロジェクトリーダーに任命されるなどしたら、誇らしい気分にもなるでしょう。
しかし、新規事業は文字通り、新しい事業なので、多くの失敗は苦労、困難を覚悟しなければなりません。
新規事業の現実はキラキラした世界ではなく、非常に地味で粘り強さが要求される世界なのです。
起業家精神は、たくさんの失敗や苦労、困難を与えられてもなお、ビジョンや目標達成に向かう一つ一つの体験から育まれるものです。
まとめ
起業家精神は知識やスキルとして、簡単に身につくものではありません。
そして、本物の企業家精神は現実と格闘しながらも新しいもの生み出そうとする意欲や情熱、そして粘り強さがあってはじめて、育まれるものなのです。