今回は、持ち味カードの「リーダーシップ」の中の「統率力」について、考えてみたいと思います。
あなたは「統率力」があるリーダーのタイプでしょうか?
「統率力」とは何か?
持ち味カードの「統率力」のカードに書かれている内容を見ると、
「目標を達成するために様々な価値観を持つメンバーを束ね、同じ方向に導く」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 目標達成時の状態や状況をメンバーにわかりやすく伝え、イメージさせている
- ビジョンや目標達成に向けて、どのように動くべきかを具体的な行動基準として示している。
- 目標達成には個々のメンバーの能力や個性が必要であることを伝え、メンバーのやる気を高めている。
- 規律やルールに反するメンバーの行為には、厳罰も辞さない態度で臨んでいる。
と書かれています。
「統率力」を発揮するために必要なこととは?
「統率力」は発揮しようと思って、発揮できるようなものではありません。
なぜなら、リーダー自らが夢、志、野望、目標など呼び方はなんであれ、信じるものがなければ成り立ちません。
つまり、小手先のテクニックだけでは、「統率力」は発揮することができないのです。
まとめ
考えてみてください。
幕末に活躍した坂本龍馬は果たして、リーダーシップは発揮したいと思っていたでしょうか?
これは推測ですが、リーダーシップを発揮したいとは思っていなかったと思います。
それよりも、「日本を変えたい」「何か大きなことを成し遂げたい」という志や野望を持って行動した結果、後に偉大なリーダーとして知られるようになったのではないでしょうか?
毎日、仕事を行っていくことは大変なことですが、そんな大変な中でも夢や志、野望などを見つけていきましょう。
それが見つかり、それに本気で向かい合った結果、「統率力」と呼ばれるような大きな力が宿るのではないでしょうか?