今回は、持ち味カードの「リーダーシップ」の中の「部門間調整力」について、考えてみたいと思います。
「部門間調整力」とは何か?
持ち味カードの「部門間調整力」のカードに書かれている内容を見ると、
「円滑に業務を遂行するために、関係部門と利害や役割分担を調整する」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 常日頃から関係部門とのコミュニケーションを取っている。
- 関係部門のキーマンとは懇意にしている。
- 関係部門が協力を求めてきたらすぐ対応する。
- 利害が衝突する前にあらかじめ関係部門の責任者と話し合いをしている。
と書かれています。
「部門間調整力」を身につける方法とは?
「部門間調整力」は困った時にいざ、行動しようと思ってもなかなかうまくいきません。
ご近所関係、夫婦関係、友人関係と同じように、日頃からのコミュニケーション、信頼関係構築、お互い様の精神と行動がいざという時、自分たちを助けてくれるようになるのです。
まとめ
部門間調整力とは、国単位で考えれば外交です。
人が集まった組織は、その組織特有のミッション(使命)があり、達成すべき目標があり、守るべき組織を構成するメンバーがいます。
チームや部門のリーダーになったら、下とのコミュニケーションだけで上や横とのコミュニケーションも日頃から意識的に大切にする必要があります。
そのようなリーダーの日頃からの積み重ねが、いざという時、組織やチームを守ることにつながるのです。