今回は、持ち味カードの「キャリア・コア」の中の「自己管理」について、考えてみたいと思います。
最初に、厳しいことを言うようですが自分を管理できない人は、他人を管理することはできません。
よく、プロスポーツ選手がインタビューをされた時に言うように、最も手ごわいライバルは他人ではなく、自分自身の内側に存在します。
スポーツにおいてもビジネスにおいても、高いパフォーマンスを出し続けるためには、まず、自分自身との戦いに勝つ必要があるのです。
「自己管理」とは何か?
持ち味カードの「自己管理」のカードに書かれている内容を見ると、
「自分の欲や感情に惑わられず、やるべきことをやる」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 甘い話にのらず、自分のペースを保っている。
- 「今日やること」と「明日やること」を明確に決めている。
- 安易な妥協をぜず、自ら立てた目標に向けて行動している。
- 物事を行う前に自分の方針を打ち出している。
と書かれています。
自分なりのルーティーン(いつもやること)を決めよう
プロ野球のイチロー選手は、自分なりの仕事スタイル、生活スタイルを持っています。
そして、決して欲や怠惰に流されることなく、やるべきことを黙々とこなしていきます。
そうした日々の習慣、蓄積された行動こそが、高い成果を生み出すための力の源になっているのです。
まとめ
自己管理を行うためには毎日、予習→集中→復習のサイクルを確実に回す必要があります。
そのための方法は、それこそ無数にありますが、あなたにお勧めしたいのは日誌をつけることです。
その日誌に、日々の活動や自分の心の動きを記入していくことで、自然と自分自身について把握する力が高まり、それに伴って、自己管理能力も磨かれていくのです。