今回は、持ち味カードの「組織マネジメント」の中の「目標立案」について、考えてみたいと思います。
「目標立案」とは何か?
持ち味カードの「目標立案」のカードに書かれている内容を見ると、
「経営理念、ビジョン、経営方針をもとに、組織が達成すべき目標を具体的に設定する」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 事前にメンバーを集め、目標設定に向けた課題や障害についてヒアリングしている。
- 市場動向や環境変化に応じた目標を具体的に立てている。
- 設定した目標に関連する部署には支援を要請している。
- 設定した目標についての説明を詳細に行い、メンバーに浸透させている。
と書かれています。
「目標立案力」を身につける方法とは?
目標はオリンピック競技で言えば、日本記録、世界記録のような数字の記録のようなものです。
陸上で言えば、9秒台を目指すといったようなものです。
目標はよく「SMART」で立てろと言われますので、この「SMART」を解説したいと思います。
- Specific・・・具体的であること
- Measurable・・・測定可能であること
- Agree・・・同意していること
- Realistic・・・現実的であること
- Time・・・期限があること
目標を立てるときは常に、この「SMART」の要素があるかをチェックしていきましょう。
まとめ
適切な目標は立てることができれば、組織も個人も成長させることができます。
逆に、目標がなければ、組織も個人もその力を十分に発揮することができません。
常にリーダーとして適切な目標を設定し、時には修正し、その目標達成に向けて真剣になっていきましょう。
その日々の活動こそが、あなたとあなたの所属する組織を強くすることができるのです。