今回は、持ち味カードの「ジョブ・アドバンス」の中の「人物の把握」について、考えてみたいと思います。
「人物の把握」とは何か?
持ち味カードの「人物の把握」のカードに書かれている内容を見ると、
「仕事を円滑に進めるために、相手の性格、能力、価値観、立場などを見極める」
と書かれています。
そして、その行動例として、
- 噂や前評判に左右されず、冷静に自分の目で相手を評価している。
- 感情や好き嫌いにとらわれず客観的に評価し、信頼できる第三者評価も加味して、総合的に判断している。
- 初対面の時には相手の表情や態度、声など広く観察している。
- 初めて会う人には肩書きやどのような立場の人かを探る問いかけをしている。
と書かれています。
「バカ」と「貧乏人」とは付き合うな!
あえて、強烈な言葉を使いましたが、ビジネスにおいては「バカ」と「貧乏人」と付き合っている限り、売り上げも利益も上がりません。
もう少し具体的に言えば、「無茶な要求をしてくる人=バカ」、「値引き要求や買わないのに色々と要求してしてくる人=貧乏人」と付き合っている限り、あなたのビジネスはいくら頑張っても成長することはありません。
まとめ
「人物の把握」は、ビジネス上では結婚と同じくらい重要です。
なぜなら、ビジネスも人間対人間の営みであり、最終的には人と人との出会いによって、ビジネスを成長させることができたり、衰退してしまったりするものだからです。
最初のうちはなかなか「人物の把握」は難しいかもしれませんが、経験を積むごとに色々なことが分かってきますので、日頃から人に興味を持って、仕事をするようにしましょう。